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05/07/18 15 38 32 ID VHpr19gb 私は大きなソファーに横になった彼女の上にまたがり、腰を落としていく。 眼下に映るペニスは大きく、先はぬらぬらと透明な液で光っていた。 「うわぁ。先っぽから、いやらしいお汁が出てきちゃってるじゃないの」 「ふふ・・・貴女を求めてるからよ」 「・・・私を?」 私がゆっくりと腰を落していくと彼女の大きなペニスが膣に触れる。 ぬちゃ・・・ 「ぁあ・・・」 触れるだけで感じてしまう。 ずっずっずずっ・・・・ 中を広げる圧迫感が感じる。 既に厭らしい程濡れていた私の中は彼女のペニスで満たされていった。 「き・・気持ちいい・・ぁああ・・」 彼女が腰を淫猥に動かす。節くれだったモノが、私の身体の中で掻き回されていく。 「あ・・あはぁっ・・お・奥に・奥に当たって・・ぁあん」 「ぁあ・・こっちも気持ちいいわぁ。ぁあ・・・ぁあ・・本当、貴女のアソコは最高ね」 大きなペニスが突き上げてくる。突き上げる・突き上げる・突き上げる・・・ 突き上げる度に快感が溢れていく。 「んはぁ・・・ぁあ・・・」 リズミカルにゆれる大きな胸を、彼女が下から手を伸ばしわしづかみにした。 わしずかみした手の指で右の乳首を弾いていく。 「きゃぁん!!」 「ふふっ。パイったら乳首をこ~して触るだけで感じちゃうなんて・・・本当に敏感なのね」 「あぁん・・・やん・・言わないでぇ・・・」 にゅちゃ・にゅちゃ・・・・ 「ぁあん・・ぁあ・・・あああ・・・」 「もっともっと悶えて、もっといい声出しなさい。ぁあ・・・いいわぁ良く締まって」 サラと同じ顔、同じ胸、腰、脚・・・でもアソコは違う。 彼女の股間から女の私には無いモノが貫いていく。 それが奥で当るたびに私は淫猥な声を上げた。 「ぁあ・・・ぁあん・・・あんあん・・・あぁああ」 私はパイ・チェン。今は・・・ある女性と肌を合わせている。 金色の長い髪と深く吸い込まれる程の青い瞳を持つモデルのような美しい女性だ。 整った顔に同性の私が見ても思わずドキッとしてしまう。少し前に会ったばかりなのに、 彼女のモノが私を貫くたびに私の甘い吐息が出る。 彼女の匂い、彼女の愛撫・・・あぁ。駄目、イク・・・逝っちゃう・・・ 「ぁあん・・・・ぁあああ・・イク・・・」 でも彼女は本当の意味での人間ではなかったの・・・ 「は~い、パイちゃん。そのポーズだよ」 カメラマンの指示に従い、パイはポーズを取る。 ピンクのラメの入った唇で微笑みながら両手を着いてお尻を突き出したり、 脚を高くあげてのポーズはまるで男を誘っているようだ。 ここは某プールサイド。新作映画のプロモーションを兼ねた水着撮影が行なわれている。 「うん。いいよいいよ・・・そうそう、屈んで」 「パイちゃ~ん、こっち向いてぇ」 「きゃぁ~パイちゃんだ。こっち、こっち!」 撮影中のプールサイドでは他のお客にまじってカメラ小僧が熱心にレンズを 向けている。暑い日差しの中での写真撮影は厳しいのか スタッフもマネージャーも汗だくだ。 パイも何とか動きをつけながら、撮影に望んでいるが・・・ 「もぉ。この水着、思ったより恥ずかしい。・・・やだ、お尻が食い込んでいるぅ」 撮影の間は流石に女優とあって凛とした表情ではあるが、 本人にしてみれば内心恥ずかしさで 顔から火が吹き出しそうだった。もっとも、彼女が恥ずかしがるのも無理もない。 今身につけている水着は露出度の高く、かなり際どい純白色のビキニなのだ。 ブラの部分は豊かなバストが谷間を作り形よく収まってはいるが面積は小さく 下はお尻を突き出したポーズなら前後の食い込みが丸見えの状態になっている。 最初彼女は、このAV女優ばりの派手な水着に抵抗していたが、 結局事務所に押し切られてしまった。 しかも悪い事に担当カメラマンがその道に詳しい人物とあって パイは自分でも恥ずかしいポーズをもする事になってしまったのだ。 「あうう・・・」 撮影中日焼けしないように、念入りにメイクしていたとはいえ肌の表面には汗が滲む。 大勢のギャラリーの中でも凛とした態度を取るパイの姿は、さすがと言った所だが 粘りつくいやらしい視線にはどうしようもない。 「はぁ…早く終わらないかな……ぁ…」 心の中の不安を他所にパイの体は徐々ではあるが反応し始めていた。 お尻を突き出すポーズのたびに視線が粘りつく。 食い込む水着は敏感な部分を刺激するので、そのたびにビクっと体が痙攣してしまう。 「はぅぅ…んんっっ…」 …もっとお尻を突き出しなさい。そう、後ろから全部丸見えよ… 「ぁ…そんな…」 …あ~ら、まだ何もしてないのにこ~んなに濡らして。ホント、イヤラシい娘ね… 「…嫌、言わないで」 …こうやってひろげると奥の方まで見えちゃいそうねぇ。ふふっ、それにしても綺麗な色ね。 「はぅう…」 …可愛い声出しちゃって。パイって可愛いわ 「ぁあん…」 …まだイっちゃだめよ。私にもご奉仕しなさい 「うん。…サラのおっきなお○○○○を頂戴…」 …そう、上手じゃない。私の○○○の味はどう? 「ぁん…たまらないよぉ~」 …イク、イク、イっちゃ~う!って大声を出すのよ。そうそう。 「ぁあ…」 …全部出してあげる。奥で受け止めなさい。 「ぁあ…熱い…熱いょ…」 …イった時の貴女の顔って可愛いわね… 「ぁん…恥ずかしぃ」 昨夜の事が思い出すと体が火照るのがわかる。 自然と手が胸の方に行く。触れば先がコリっと尖っているのがわかる。 「・・・ぁん・・・」 誰も居なければその場で自慰をする勢いだ。 「あ、パイちゃん。駄目だよぉ~ちゃんとポーズを取らなきゃ!」 「ぁ・・・は、はい。すみません」 カメラマンに注意され即座に元の位置に戻るが・・・まだ体が火照てったままだ。 「あー、ちょっと一時間休憩するから。パイちゃん休んでいいよ」 「・・・は、はい」 パイは立ち上がると、タオルを首に掛けて更衣室へ向う。 歩いていても胸がドキドキする。 「…やだっ。…あたしったら何考えているの」 更衣室に入るパイ。中には昨晩の愛しい人物が待っていたのである。 私が更衣室入った時、ソファーには金髪の女性が座っていた。 白いスーツにタイトミニの姿は 一見知的な印象を持つ。真っ赤な唇に黒いサングラスを掻け、 スカートから伸びる脚は組まれ相手を誘っているようにもみえる。 たしかに同性の私が見てもその抜群のプロポーションが 羨ましいく思う。でも…彼女は私が知っている女性とは似ているけど、全く違っていたの。 私は思わず肩に掛かっているタオルの裾を握り締めた。 「あ、あなた…何時来たの?」 「くふふっ・・・さっき来たばかりよ。パイに会いたくなった…って理由は迷惑だったかしら?」 女は口元に手を当てながら微笑む。 「…ちょっとね」 「あら、釣れないわねぇ。せっかく会いに来たのに冷たいな」 彼女がソファーから立ち上がって私に近づいてくる。 サングラスを外し、蒼い瞳から出る妖艶な視線が私に突き刺さる。 「ふふっその水着、貴女に似合っているわ。…我慢出来なくなりそう」 「あ、あの…ま、まだ仕事中なの。今は…だ、駄目よ…」 世界格闘トーナメントで知り合ったサラ・ブライアント。 その彼女の複製…クローンが私の目の前の女性だ。 彼女に会ったのは2週間前。 私は突然現れたサラに…ううん、クローンにレ○プされてしまったの・・・ …私は撮影が終り宿泊先のホテルに戻ってシャワーを浴びようと 着ていた服を脱ぎ、下着姿の時だった。 突然後ろから羽交い絞めにされてしまった。 「やっ!!誰…!!」 こんな事は初めてだった。全く気配すらしない相手に自分が捕まってしまうなんて 格闘家としては不覚であり、屈辱だった。 「くっ!離しなさい!・・・」 私は体を捩って抵抗したが、全くビクともしない。 (…くっ。な、なんて強い力なの…これって…まるで男じゃないの) そう、私を捕まえている相手は女性だった。 背中に当る柔らかい感触はたしかに女性特有のものだし匂いだって男 の匂いじゃない。でも…気配や雰囲気は男そのものだ。 私は冷静に今の状況を考えていたけど、ふと、目の前の鏡に映った自分の姿を見て 驚いてしまった。 「あ…あなた…サラ!?」 後ろにいた女性の顔は…サラ・ブライアント。でも・・・どうして彼女が? 「あは。見られちゃったかな?でも私はサラ・ブライアントじゃないわよ、パイ・チェン」 サラじゃない?でも顔は彼女そのものだ。 「サラじゃ…ない?…あなた…一体誰?どうしてこんな事を…」 「くふふっ…知りたい?」 サラ…ううん、女はそう言って私の胸に触れてきたの… 「くっ…離しなさい!!」 私は体を沈め、彼女の拘束から離れようとした。 だけど、彼女に手首を掴み関節を折るような体勢に運ばれてしまったの。 「ふふっ。駄目よ…パイ…」 「離しなさい…痛っ!!」 どこか当てられたらしい…私はそのまま気を失ってしまった。 暫くして気が付いた時はベッドの上だった。手首は縛られて身動きが取れない。 「…気が付いたようね。パイ…」 彼女はベッドの側に来ると、着ていた紺のボディースーツを脱ぎ始めた。 胸元からチャックを下ろしていくと、透き通るくらい白い肌が現れる。 彼女は下着を何も身につけてないけど、私は思わず彼女の姿態に見惚れて しまった。同性の裸なのに何故かドキドキする。 豊かな乳房に締まった腰…美の女神がいたら彼女だと思うくらい綺麗だったの。 「うそぉ…綺麗…」 「ふふ…ありがと。パイ、貴女も綺麗よ。うふっ・・我慢出来ないわ」 彼女が私の体に覆い被さってくる。 最初は抵抗したんだけど、 彼女の強弱をつけた愛撫にしだいに抵抗する気力を失っていった。 「ふふ・・・」 彼女が顎を掴んできた。息荒いけど…やだ何する気なの? 「パイったら可愛い…んっ」 「…んんっ…んん」 いきなりのキスに私は何も出来ませんでした。 彼女の舌が侵入すると同時に大量の唾液が私の口に入ってきます。 私は必死に抵抗したのですが・・・つい飲み干してしまったの… …ゴク… 「んんっ…んんっ…」 彼女の舌が絡みつきます。あまりの事で私も彼女の舌に絡みつきました。 「んっ…」 ねっとりとしかも嘗め回す舌の動きはいつのまにか私をうっとりとさせました。 あ…何?体が… 「ふふ…大人しくなったわね。パイ…」 甘い吐息を感じる。水色のショーツを脱がされても私は抵抗が出来ません。 「あら?パイったら感じてきたようね。ふふっ…これなら…」 下着の上からの愛撫にしだいに物足りなさを感じていた私は、 しだいに彼女の行為に期待しはじめてました。 彼女はブラのカップをずらし、直接乳房を弄みはじめました。 「ふふ・・・かわいいおっぱいね。柔らかくて気持ち良いわぁ」 すでに痛いほど立っていたピンクの乳首を彼女は口に含んだり指で摘んだりすたびに 私に快感が溢れてきます。 「あん…ぁあぁん…」 でも変、…私ってこんなに感じやすかったかしら? 体が熱くなり股間をモゾモゾと動かしていると… 「…あらら、ずいぶん濡れてるわよ」 「ぁ…そんな…」 恥ずかしいけど・・・下半身が熱い… さっきから彼女の指が私の女の部分を刺激しているせいか 気持ち良さで頭が変になりそう。 指が動くたびにビクンビクンと感じちゃう。 「ぁあ…ん…あぁあ…」 たしかに体がおかしいわ。他人に体を弄ばれているのに、まったく抵抗出来ない なんて。まるで…自分の体でないような感じで、快感に身を委ねていました。 こんなに快感に委ねていた私に気が付くはずもありません。 この時私の知らない位置でカメラが回っていたんです。 カメラのレンズは冷徹にも私の恥ずかしい部分を撮影していました。 彼女の細い指が私の敏感な部分を弄るたびに愛液がシーツに垂れていきます。 ピンク色の乳首が彼女の舌に転がされる様子もシーツに垂れていく愛液まで、 ズームによって記録されていきました。 私の痴態がカメラで撮影されていたなんて…後で知った時はショックでした… 私は彼女によって脚を広げられていました。 片足を上げさせられ、恥ずかしい程濡れているアソコを彼女に見られています。 「ふふっ…」 彼女が舐め始めました。敏感な部分を舌で転がされています。 そのたびにビクンと体が浮いちゃう。 「はぁふ…ああ…んん…」 あまりの快感に腰も自然に浮いてしまいます。 だらだらと流れる愛液を彼女が飲み干す音が聞こえてきます。 ちゅう…ちゅう… 「ぁあ…やだぁあ…飲まないでぇ…いやぁ!」 恥ずかしくて、耳を押さえたいけど…縛られているので身動きが取れないんです。 私は恥ずかしさと自己嫌悪で泣きそうになりました。 ちゅうちゅう… 「うふっ…おいひぃ…んんっ……」 「ぁああ…やだぁ…」 彼女の飲み干す音が無くなったと思ったら今度はアソコに指が侵入してきました。 細い指は私の中を掻き回し、暫くして二本に増えました。 もうこの時はどうでもよくなっていました。 彼女の愛撫に抵抗する気力を無くしていたのです。 「ぁあん…や…は、激しくしないでぇ…あぁああん…」 「ああん…パイったら可愛いわ。もっと良い声で鳴きなさい」 私は気持ち良さでどうにかなりそうでした。 彼女の行為にますます体が反応し、汗が吹き出していました。 彼女も嬉しいのか、指の動きを早めます。 「ぁあ…駄目ぇ…イっちゃう…あぁあああ」 私は絶頂に達しました。 「パイ…可愛いかったわ。もう縛るの止めようね」 そう言って余韻に浸っていた私の側に近づくと腕に縛っていた紐を解きました。 この時、体に何か固いのがあたりました。 「あ・・・何?」 「ふふ…」 彼女がベッドに膝をついて立ち上がると…股間には女の私にないモノがそそり立って いました。ドクドクと血管を浮き出した太いモノ・・・ それは間違いなく男のぺ〇スでした。 「…わわっ!?」 先っぽから透明の液体がぬらぬらと出ています。 作り物ではありません。凶悪なくらい太くて長いぺ○スが私の目の前に出されました。 モデルのように美しい体に似合わないくらい太いモノが…でも、私の目は ソレから背ける事が出来ません。 「パイ…舐めてちょうだい……」 ゴクっと喉が鳴ります。既に先程の愛撫でエッチな状態になっている私に 拒否は出来なかったの…私はソレを掴んで頬張りました。 口の中で、ぺ○スがピクピクと動いてます。私は舌を使って丁寧に舐め始めました。 ちゅぱちゅぱ…しゅぼしゅぼ… 先っぽから出るのはちょっと苦いけど、ぺ○スの味はたまりません。 ちゅぱちゅぱ… 「ぁあ…良いわ。上手よ…ぁああ…いい…」 私はソレに両手を添えて扱きながら頭を前後に動きました。 しゅぼしゅぼ… 「ぁあんっ…す、すごくいい…ぁあ…」 彼女も快感に翻弄されているみたい。 息を乱して女の私が羨ましいほど大きなおっぱいを自ら揉んでいました。 乱れている彼女も綺麗で甘い匂いが漂っていました。 「んは…んんっ…」 「ぁあ…で、出ちゃうぅぅ・・・」 口の中でぺ○スがピクピクと動いたと思ったら、先から白い液体を吐き出しました。 ドクドクと流れる液体は私の口の中を一杯にします。 「ぁあん…パイ…出しちゃ駄目よ。全部飲んでちょうだい」 「んは…」 私は…ソレを全て飲み干しました。熱くて変な味だけど…間違いなく男の精液でした。 口から出されたぺ○スはまだ大きさを保ったままです。ううん、ちがう… さっきよりもおおきくなったみたい。 血管の浮き出た太くて長いモノが目の前に映ります。 「あううっ・・・す、すごいわ」 私の期待は膨らんでいきました。 太くて長い男のモノ…ピクンピクンと血管を浮き上がらせて 私の目の前に映ります。 「・・・す、すごい・・・」 私は恐怖よりもある種の期待が支配してました。 彼女のモノは反り返り、先はお臍まで届いてます。 これって、私の中に入るかしら… 「ふふっ…パイったら、イケナイ娘ね。これが欲しいの?」 「やだ、何言って…」 思っていた事を言われ、私は恥ずかしくて顔を両手で被いました。 でも彼女のモノを欲しくなったのは正直な気持ち… 襲われているのに何時の間にか私は彼女を求めていた。 もう体がさっきから疼いて…あぁん駄目ぇ… 「ふふ…我慢しなくても良いのよ。ねっ・・これが欲しいでしょ?」 彼女はそう言ってペ○スを掴んで私に近づけます。 「ぁあ…や…だぁ…」 嫌なのは・・・嘘。我慢できなくなった私は彼女のモノを掴むと、優しく扱きました。 さっきよりも熱く、ピクピクして・・・ もう我慢ができないょ・・・ 「あらあら・・・もぉパイったら、ちゃんとお願いしたらコレを挿れてあげる。 いいでしょ?」 「あ、…そんな…」 恥ずかしい事を言わせるの?…私が躊躇していると、いきなり彼女は私をベッド に押し倒し、そのまま体を覆い被さってきました。 彼女の豊かな乳房が私の胸に当る。乳首同士が擦れて・・・変な感じ。 彼女はそのまま首筋に舌を這わしてきたの。 「あんっ」 首筋から胸へと舌を動かしながら、片手でクリトリスを弄っている。 私は快感と密かな期待で体を震わせていました。 「んん…パイ…我慢しないで言ちゃいなよ。…こんなに濡らしてるじゃない」 「ぁあん…お、お願い…その…お…」 「何?聞こえないわよ」 「お○○○○を…わ、私の…中に・・・入れて・・・」 「ふふっ・・・よくできました。いくわよ」 彼女は起き上がると、私の両脚を広げ、 体をその間に入るとモノをゆっくりと入り口に近づけました。 あ、あ・・・入ってきちゃう・・・ ぬちゃ。 「はぁう…」 先っぽが当っていやらしい音を奏でます。 すでに恥ずかしい程濡れていたアソコは男を受け入れるのを喜んでいるみたい。 ずぶずぶずぶずぶにゅちゅにゅちゅ いやらしい音とともに周りを広げるようにして彼女のモノが入ってゆきます。 「あぅぅう…ふ、太い…」 ずぶずぶ…にゅぷ…ズン! 「あぁああ…あんっ…」 彼女のモノが奥まで満たされます。 「ぁああ…パイったらすごいわ。きつくて…すごく締め付けてる…ぁああ…」 「ぁあん…や、何?奥にあたって…ぁああん」 ぱんぱんと肌が当る音がします。 出入りするたびに奥では子宮が押し上げられ、 入り口では私の愛液が飛び散るみたいです。 私は涎が出るんではないかと思うくらい喘ぎました。 「だ、ダメっ……いっちゃう……んんっいくぅ…!」 「んっ、私もイク……出すよ!!」 光芒とした彼女。激しく腰を打ち付けてくる。 「あっ!んっ!イッちゃうっ!!」 ぱんぱんぱん!!! 激しく肌のぶつかる音が響いて、私と彼女は同時にイッた。 私の中に、彼女の熱い精液が注がれた。 彼女のモノが私の中に熱いのを注いだ後ゆっくりと引き抜かれた。 ピンク色のアソコからは愛液とともに白い精液が逆流してる。 私は余韻に浸るのを止め、上半身を起こした。 彼女も光芒として私を見ているけど…もう回復したみたい。 さっきよりも妖艶な視線を私に向けている。 「ふふっ…パイったら可愛いかったわよ。ねっ、もう一回してみない?」 彼女の太いペ○ス…あれだけでは満足してなかったみたい。 血管を浮き上がらせて、まだピクピクしてる。 「…す…ごいわ…」 先っぽから透明の液体がまた流れてる… 私はソレを凝視していました。 太くて…長い…あぁん…また濡れちゃいそう… 「ふふっ、また欲しくなったようね。パイ、今度はバックから挿れてあげるわ。 お尻をこちらに向けてくれない?」 「あ、う、うん…」 私は四つんばの姿勢で彼女にお尻を向けました。 もう私の体は彼女の太いペ○スにハマってしまったようです。 彼女の言葉に素直に従っていました。 「…綺麗なお尻ねぇ。柔らかくて気持ちいいわぁ」 「あんっ…やだぁ」 触られた感触で背中がゾクゾクします。 彼女のモノを入れてもらいたくて自然とお尻も振ってしまいます。 「あらあら…おねだりかしら?本当にエッチな娘ねぇ…」 「…そ、そんな…」 清楚な女優のイメージはありません。 今の私は男を求めるエッチな女の子になっていました。 彼女はぺ○スを掴むと、もう恥ずかしいくらい潤んでいた入り口にあてました。 「ふふ…今度はちょっとちがうわよ。パイ・チェン」 「え!?…何?」 彼女はゆっくりと私の中に入れ始めました。 にゅちゅ…にゅちゅにゅちゅ…ずずず… 「んん…」 圧迫感を感じるけど、私の中は彼女のモノを優しく包んでいるようです。 「どう?全部入ったわよ。ふぅ…ホント、あなたの中は気持ち良いわねぇ…」 「ぁあん…さっきよりも…太ぃ…あぁん」 「ゆっくりとしてあげる♪」 「ぁあ…ちょ、ちょと…ぁあ…んっ」 ゆっくりとモノを出すと、またゆっくりと中に入れる優しいストローク。 それでいてしっかりと奥まで届いてる。 私は腰を少し動かしながら、先端で壁を擦りつける動きに感じ始めました。 「……ううぅ……はぁ~。あ~っ、ぁ~ぁ……ああぁ~嘘ぉ…ぁああ…」 彼女が、ギュッと奥までねじ込むと、身体がビクビクッと震えました。 彼女はそのままねじ込んだ状態で、 ゆっくりと円を描くようにして腰を動かしはじめ ました。 「ぁあん…すごぃ…ぁあ…んん…」 あまりの事に私も彼女の動きに合わせてゆっくりと腰を動かし続けています。 こね回すような動きにしだいに私の快感は倍増し、動きを早めます。 「はぁはぁ…パイったら…すごく気持ちいいのね。じゃぁもっと早くするわよ」 彼女は私のお尻をぎゅっと掴むと…今度は激しく突き始めた。 「あっあぁ…そ、そんなに…あっ、あっ、あっ、…あん!ああ…」 彼女が大きく腰を動かすたびにぐちゅぐちゅといやらしい音が聞こえる。 ぱんぱん…と激しく肌がぶつかる音。奥では子宮が押し上げるみたいな快感に いつのまにか私は片手で胸の突起をも弄ていました。 「んあああああっ!あっ、す、すごっ……あっ、あん、あん、あんっ、も、 もうっ…お、おかしくなっちゃうっ」 「ぁああ…良いわよ、パイ…おかしくなってちょうだい!ぁああ…んっ」 恥ずかしいけど、この時私は涎をたらしながら、淫らによがっていました。 両手から力が抜けてしまい、頭をベットに擦りつけたまま快感に呑み込まれてしまって いたんです。 「あんっ!だめっ!も、もうイッちゃうっ…ぁああ、あ、あ、はぁあん」 「ぁあん…はぁはあっ…私も…イクッ!ぁああ…」 ぎゅうーーーとアソコが彼女のモノを締め上げると同時に私の中に再び熱い精液が満たされていく。 かつてない大きな快感が包むとともに、私は気を失ってしまったの。 この時気がつくべきだったと後で後悔しました。 彼女が妖艶な目をして私を見ていた事を… 再び更衣室… 「ね、ねえ、今は…だ、駄目よ…仕事中だし…」 「ふふっ。あなたに私を拒否する権利はなくてよ、子猫ちゃん」 そう…今の私はクローンに逆らえないの。一枚のディスクが届けられた時から私は 彼女の所有物になっていたのだから…。 ディスクにはあの時、彼女との痴態が余す所なく映っていた。 モノを喜んで頬張る私。彼女に抱かれて…いえ、その部分には彼女の姿はなく、 光芒としてイヤラシイ表情の私がいたの。 恥ずかしい程濡れぼそり、男を喜んで受け入れているアソコも…目の前に映ります。 私は思わず両手で顔を覆いました。怒りと恥ずかしさで…泣きたくなります。 でも…不思議、彼女の事を思うと体が自然に火照るのがわかります。 映像の最後に彼女自身が映って告白したの。 自分がサラ・ブライアントのクローンである事と 私を襲ったのは…自分の所有物にするためだったと。 「パイ、…あなたに私を拒否はできないわよ。あの時、あなたの体はもう私でないと 駄目なように作り変えておいたから…。このディスクを見た事は、 もう私との契約が成立したって事なのよ。…ふふっこれからが楽しみよね…子猫ちゃん…」 後は何もない無機質な画像… 私は奈落の底に突き落される気分になりました。 彼女の顔が目の前に近づきます。 「…やぁ…んんっ…」 「んっ…んん…」 互いの唇が重なると私は自分の意思に関わらず、すぐ舌を絡めました。 クチュクチュと音がするイヤらしいキス… 彼女はキスをしながら水着の紐を解き、直接胸を揉みはじめたの。 先程の火照りが続いていたのか、先端はすぐ固くなりました。 彼女はそれをコリコリと弄ってきます。 「ふぁんっ…」 絡め合った唇を離すと、唾液が糸を引きます。 「パイ、お楽しみはこれからよ。…さぁ横になりなさい」 私はゆっくりと頷くと、そのままソファに横になりました。 彼女の行為を密かに期待しながら… …END
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僕らはいずれ誰かを疑っちまうから ◆shCEdpbZWw 俺がゆっくり達と出会い、そして八頭身モナーを見送ってから数時間が経った。 俺は何をしていたかと言うと……。 「ゆっくりしているね!」 「そうだね! ゆっくりしているね!」 そう、俺の足下で騒ぎながらピョンピョン飛び跳ねるゆっくり2体が言っている通りだ。 まさに文字通りの意味で俺は最初にいる廃ホテルとやらの一室でゆっくりと留まっていたんだ。 8頭身モナーが叫びながら飛び出すのを窓から見届けてから、俺はどうしようかと思い悩んだ。 どうやら殺し合いをさせられているのは確からしい――が、俺は自分の手で誰かを殺すだなんてのは真っ平御免だった。 かと言って、その代わりに自分が死ぬ事だってもちろん嫌だ。 それで――結局俺は半ば籠城を決め込んだのだった。 PDAによると、今俺がいる位置はA-6という北東の端にあるエリアらしい。 ただでさえ廃墟に近いようなこの場所が、舞台の隅っこに用意されている……ということはだ。 少なくとも誰かを殺したくて仕方ないような連中がわざわざこんなところに来るとは思えなかったからだ。 地図によれば、今回の戦いの舞台には俺のいる廃ホテルをはじめとして様々な施設が点在している。 とりわけ、その中心部には百貨店や病院、工場に大きな公園といったスポットが集中していた。 普通に考えれば、そういう使えるものがありそうな場所や、あるいは誰かと落ち合うのに分かりやすい場所を目指すだろう。 人が集まればそこが激戦の舞台になる可能性は大……そんなところにわざわざ突っ込んで行くなんてやってられるか。 ……もちろん、ここに誰も来ないと決まったわけじゃない。 もし、殺人鬼があらかた他の連中を手にかけた後でまだゲームが終わらないと分かれば、しらみ潰しに生き残りを探すだろう。 それだけじゃない、24時間にわたって誰も死ななかったら俺の首にも嵌められたこの首輪だって爆発するらしいんだ。 つまり、今俺のしていることはただの現実逃避だ、このまま過ごしていても先にあるのは袋小路。 さらに言えば、今どこかで誰かが殺されてしまうかもしれないのに、強力な銃を持っているのに止めにいかない俺はただの臆病者だ。 そんなことは重々分かっている、分かっているんだ……。 俺は小さく一つため息をついた。 数時間前までは月の光が射し込んでいたが、月が傾いたのかさっきと比べると部屋の中はさらに暗くなっていた。 ランタンの火を灯そうかとも考えたが、そんなことをしたらここに俺がいるってことは丸分かりだ。 ……で、手元にあるPDAが放つ僅かな光だけがこの部屋を照らしている……そんな状態だった。 俺はPDAを片手に煤けたベッドにゴロリと横になっていた。 このPDA、ご丁寧にも2ちゃんの専ブラがインストールされていた。 確かロム専で書き込みは出来ないとか、ひろゆきが言ってたかな……。 適当なスレを見つけて試してみたが、やっぱりダメだった。 助けを呼ぶことが出来れば、と思ったがそんな美味い話は無いってことだ。 仮に書き込めたとして、「バトルロワイヤルさせられてます」なんて言ったところでまず相手にされないだろうけどな。 結局、手持ち無沙汰な俺はPDAでボーっと2ちゃんのあちこちの板を巡っていた、ってわけだ。 いつも俺が常駐している板から、普段は見に行かないような板もチラッと覗いてみたりした。 たとえば、野球に興味のない俺からすれば何言ってんだか分からない野球chや、なんJ……。 煽り合いをしているとしかイメージのなかったゲハや、ニュー速……。 果ては釣りで飛ばされる以外に行ったことの無いようなダム板までじっくり眺めてみた。 ……さすがに鬼女板や801板に飛び込んでみようという気にはなれなかったが。 冷静に考えれば、なんとも無駄な時間を過ごしたのかもしれない。 PDAのバッテリーだって無尽蔵じゃないんだから、こんなことしてたら肝心な時に使えなくなってしまうのかもしれない。 それでも、2ちゃんのスレを眺めているこの時間は……。 殺し合いとかそんな事を忘れて、日常へと戻ることが出来ていたんだ。 「ゆっ!」「ゆっ、ゆっ!」 ベッドの下からゆっくり達が俺を呼ぶ声がして、一度PDAから目を離した。 「……なんだよ、麦茶ならさっきあげただろ?」 ゆっくりしていたいくせに、こっちが黙っていると妙に騒がしいこいつら。 俺が持ってた麦茶をちょっと飲ませてやると、その間は満足しているのかしばらく黙ってくれるんだが。 「さっきから見ているそれ、面白そう!」 「私たちにもゆっくり見させてね!」 どうやら俺が持っているPDAに興味を持ったらしい。 お前らも持ってるだろ、と言いそうになったがこいつらじゃそもそも操作が出来ないか。 無視してもよかったが、それでまたうるさくされる方がよっぽど面倒だった。 俺はベッドから降りてコンクリートがむき出しの床に腰掛ける。 そして俺の両脇から2体のゆっくりがその体を俺に押し付けるようにしてPDAをのぞき込む。 「……で、見たいったって、何を見る気なんだよ」 「ゆっくり考えさせてね!」 そう言うと、板一覧をじっくりと凝視し始めた。 さっき見ていた時も思ったが、2ちゃんにこんなに板があるなんてちょっとビックリだ。 俺が行かないような板にもそれぞれに住人がいて、そこにもまた掃き溜めがあるんだろうな。 もしかしたら……その中のどっかにカーチャンがいたり…… ……んなわけねぇか、機械にかけては疎いなんてレベルじゃないんだからいるわけねえっての。 ケータイでメール送ろうとして、変換の仕方が分からないもんだから全部ひらがなでのメール送りつけやがって。 読みづらいっつーんだよ、ちくしょう。 ……俺は何を考えてるんだよ、こんな時に。 別に……別にカーチャンがどうなろうが……俺の知ったことじゃないだろ……。 「ここがいいよ!」 「そうだね! ここをゆっくり見ようよ!」 俺の心中を知ってか知らずか、暢気な声でゆっくりが叫ぶ。 ここ、と言われてもこいつらにはそこを指し示す指なんて持ち合わせちゃいないんだが。 「……どこだよ」 話すだけで正直疲れるんだが、いい加減諦めることにした。 俺がタッチパネルをどうしようか指を彷徨わせていると、ゆっくりが「そこ!」「そこだよ!」と言ってくる。 奴らが行きたいところは……ガ板? なんでまた…… 「ゆっくり、初めてだからよく分からないよ!」 「だから、ゆっくりガイドラインから読んで勉強するよ!」 ……ということらしい。 まぁ、確かにガイドライン板なんて書いてあると、何も知らない奴は初心者用の板だって思うかもな。 ……現実はそんな板じゃなくて、いわゆるコピペ改変をやってることが多いんだけど。 ひとまず、俺は「はいはい」と気だるそうに相槌を打ってガ板を開いた。 懐かしいな、昔は「この点は出ねぇよ! のガイドライン」とか「トンファーキックのガイドライン」とか見たもんだ。 スレッド一覧を見ると案の定、「○○のガイドライン」なんてスレがずらっと並んでる。 そのうちの1つにゆっくりが目をつけた。 「ゆっ!?」「これ! これ! これゆっくりみせて!」 ゆっくり達が興奮気味にピョンピョン飛び跳ねる。 その度に俺の肩や背中に体当たりをするような感じになるので、正直やめてくれと思う。 そんなことも露知らずにゆっくりが見たがっていたスレってのが…… 1 :水先案名無い人:20XX/XX/XX(X) XX XX XX.XX ID tAKeitEaSY _,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_ -''" `''> ゆっくりしていってね!!! < ヽ  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ __ _____ ______ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.__ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、 _,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i | !イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .|| `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i | ,' ノ !'" ,___, "' i .レ' L.',. ヽ _ン L」 ノ| .| ( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| / ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ レ ル` ー--─ ´ルレ レ´ 前スレ・関連リンクは 2 過去スレ・幻想板過去スレはwiki 「私たちだよ!」「私たちだね!」 自分で自分達のスレをみて狂喜乱舞するゆっくりたち。 なんというか、これはシュール以外の何者でもないだろ。 しかし、改めて見るとすごいもんだな。 すでにスレは200スレ目を超えてるじゃねえか。 いつ頃こいつらが出てきたのか俺は知らねえけど、200スレ超えるってのは立派なもんだよな。 よくよく見てみれば、ゆっくり霊夢やゆっくり魔理沙以外のゆっくりAAも貼られていたりする。 こいつらが出てるゲーム……東方だっけか、俺はやってねえからそのAAがどんなキャラかも知らねえけど。 ただ、俺の横で飛び跳ねるこいつらはそれらがしっかり分かるらしい。 仲間を見つけたとでも思っているのか、嬉しさ余ってさらに元気に跳ねている。 「だーかーら……そんなに暴れるなっての」 俺はついつい舌打ちしてしまった。 普通の人間がもしその音を聞いていたら多少なりとも場が気まずくなるんだろう。 ただ、こいつらには人の心が分からないのか、それでも気にせずに跳ね回りながらこんなことを言ってきた。 「これ何?」「なーにー?」 さらにPDAの中身に興味津々になったゆっくりたちが指し示すのはあるレスに記載されたURLだ。 どうやらどっかのアップローダーに投稿した画像か何かのアドレスだろう。 ただなぁ……確かこのPDAって2ちゃんのロム専にしか使えなくて、他所にはアクセスできないんじゃなかったっけか。 「あー、それはな……」 見られない、無理だ、そう俺が言おうとしたその時だ。 URLにカーソルを当てると、小さい画像がフッとPDAの画面に映し出されたんだ。 これは……サムネイル表示……か? ただでさえ小さいPDAの画面の中に、さらに小さく表示された画像のサムネイル。 ただ、それがなにであるのかはハッキリと理解できた。 この世のどこかで誰かが描いた、"ゆっくり"たちのイラストだった。 思わずPDAを弄る手を止めてしまった俺とは対照的に、ゆっくりたちの興奮はいよいよ頂点に達していた。 「すごーい!」 「私たちにそっくりー!!」 ゆっくりたちが前よりいっそう激しく跳ね回り始めた。 まぁ、無理もないとは思うが、誰か来たらどうするってんだよ…… とはいえ、俺もこれを見て正直少しホッとしたんだ。 殺し合いをさせられている現実はあるけれど、今でも世界のどこかではこんな絵を描いて投下するような人がいるんだと。 今までの日常に触れるために弄ってきたPDAだけど、その現実をくっきりと浮き彫りにしてくれたのが画面の中のゆっくりの絵だ。 ……だから、俺もついつい気を良くしてしまった。 少し下に画面をスクロールしてみると、まとめて6つも7つもURLを貼っているレスがあることに気づいたんだ。 もちろん、俺だけじゃなくてゆっくりたちも気づいたらしい。 「見せてー!」「見たーい!」 「ハイハイ、分かったよ……」 呆れ笑いを浮かべながら、俺はそのURLにカーソルを合わせたんだ。 出てきたのは阿鼻叫喚の地獄絵図だった。 サムネに映し出されたのは、またしてもゆっくりたちだった。 だけど、溢れんばかりの笑みを浮かべていたさっきのイラストとは全然違う代物だ。 あるものは血を流していた。 あるものはその顔の一部がちぎれて転がっていた。 あるものは黒焦げに焼かれていた。 俺は思わず息を飲んでしまった。 「な、なんだよ……これ……」 問題のレスの後には、そいつを叩くレスがズラリと並んでいた。 「ふざけんなカス」 「死ね 氏ねじゃなくて死ね」 「スレチ消えろ」 「わざわざゆ虐持ってくるってなんなの? ばかなの? 死ぬの?」 一方で、そいつを持ち込んだ奴は開き直ってやがった。 「こんな首だけの奇形可愛がるなんてお前らキチガイだろwww」 「こいつらなんて虐めてなんぼの奴らだろwww」 「信者必死すぎwwwwwwwwww」 そこから後はもう収拾がつかなくなっていた。 煽りあい、罵りあい……スレは機能停止状態だった。 俺だって何年も2ちゃんを見てきたから、似たようなことになっているスレに出くわす事だって珍しくなかった。 今までの俺だったら、「またやってやがるよw」と傍観者に徹するか、どっちかの陣営に加わって煽り合ってたかもしれない。 ただ……今だけはどうにも胸糞悪くて仕方なかった。 「どうじで……」 「どうじでごんなごどずるのぉ……」 俺の両脇で、ゆっくりたちがむせび泣いていた。 こいつらにとっちゃ、自分の仲間たちがいじめられているのを見せつけられたようなもんだ。 立場を俺に置き換えて考えてみたら、俺の写真がどっかで加工されて首を飛ばされたり、血だらけで倒れてるのを見たようなもんだ。 いや、それが俺とは限らない、あるいはカーチャンも……いや、だから何を考えてんだよ俺は……。 とにかく、一つ分かったことがある。 この世の人間なんて、皆が皆いい奴ばっかりじゃないって事だ。 この世にはニヤニヤしながらあんな残酷な絵を描ける奴がいる……だったら、今俺がいるここじゃどうだ? ニヤニヤしながら誰かを殺すことなんて、躊躇いもしない奴がいるに決まってる……ってことだ。 さすがに俺の足下にいるゆっくりはそんなことないだろうが……武器も満足に握れやしないんだからな…… ただ、他の誰かをこいつらみたいに無条件で信じることなんて出来やしない……俺はそれを改めて思い知らされた。 俺はいたたまれない気分になって、PDAのモニターを消した。 ゆっくりたちはまだ涙が収まらずにしゃくり上げている。 こんな時、何をしていいんだか分からねえよ、チクショウ…… と、とりあえず頭でもポンポンと撫でときゃいいのか……? 自分で言うのもなんだが、ぎこちない手つきでゆっくりたちを撫でてやったら、目に涙を浮かべながら俺をジッと見あげてきた。 面と向かってこんな涙目を見るのなんてなかなかないから、思わず目を逸らしそうになる。 「……なぁ」 沈黙が耐えられなくなって、俺から切り出す。 「ちょっと……探検してみるか? この建物の中……気分転換に」 嘘じゃなかった。 どこに殺し合いに乗った奴がいるか分からない……だから基本的に俺はここから出るつもりはない。 ただ、あの八頭身がここを飛び出してから何時間も経っているけど、その間ここに来た奴はいないはずだ。 だったら、気分転換にこの建物を調べてみたっていいんじゃないか。 このまま何もしないでこの部屋にいるのも、とてもじゃないけど出来る雰囲気じゃない。 それに、もし今後誰か怪しい奴がここに来た時のために逃げ道を探しておくのだって悪くないはずだ。 探検、というフレーズにゆっくりたちは敏感に反応してきた。 「探検……面白そう!」 「やろう、やろう! ゆっくり探検しよう!」 こいつらもきっと、ここでジッとしている気分じゃなかったんだろう。 まだ涙を浮かべたままだけど、俺の提案に乗ってきた。 よいしょ、と一声あげて俺は立ち上がって、ズボンに付いた埃をパンパン、と払い落とした。 そして、ランタンを点けると部屋の出口へと歩き出し、そしてゆっくりたちの方へ振り返る。 「……行くぞ。言っとくけど……あんまり騒ぐなよ」 「分かったー!」 「分かったよ!!」 さっきまで落ち込んでたのはどうしたんだよ……とため息をつきたくなった。 ……けど、今の俺にはこいつらの元気が少し羨ましかった。 「……ったく」 そして俺たちは部屋の外へと踏み出していったのだった。 * * * かつてはホテルとして使われていたこの建物。 それなりに由緒正しかったのか、ここの地下にはある部屋があった。 そして、そこには一人の男がジッと息を潜めていた。 その部屋にはあちこちとワインが並んでいる――いわゆるワインセラーだ。 ……もっとも、決して保存状態は良好とは言えず、割れてしまっているボトルだって少なくはない。 ブドウの臭いに満たされたワインセラー、その中心にランタンが灯っている。 ランタンの灯りを頼りに座り込んでいた男は、PDAを叩きつけてしまいたくなるのをなんとかこらえていた。 画面には男の忍法帖の画面が映し出されていた。 そこに記されていた男の名前は、自分がかつて使っていた名前であった。 彼は漫画家である。 誰もが知る超一流の雑誌に連載を持っていたことだってある。 ……ただ、残念なことにそれは長続きすることはなかったのだが。 どんな漫画家だって、打ち切りの憂き目には合いたくない。 自分の構想したストーリーを、自分の生み出したキャラクターで、思うがままに描けることが出来たらどれだけ幸せだろうか。 現実には、そんな理想的な仕事が出来る漫画家はほんの一握りだ。 大抵は、作品の人気という指標によって志半ばで道を絶たれてしまう。 絵を描く才能と、ストーリーを作る才能とは本来全く別物である。 漫画家の場合、それが双方ある程度のレベルに無ければヒットを生み出すことは難しい。 彼は画力に関しては一定の評価を得てはいた。問題はストーリーテラーとしての評価であった。 いくら見た目のいいキャラクターがいたとしても、内面や周囲の環境が伴っていなければ愛されることはない。 「※ただイケ」がこと漫画の世界においては無条件で通用するわけではないのだ。 幾度かの手痛い失敗を経て、彼は原作者を別に迎え、ペンネームも変え、ターゲットも上の年齢層へと変えて新たな作品を発表した。 こちらは過去の彼の作品とは打って変わって数年に及ぶ連載となった。 過去に打ち切り作家の代表格として語られた彼ではあるが、その名誉のために言っておこう。 自分の単行本を、名の通った一流の出版社から二十数冊も出した彼は、漫画家として一定の成功を収めたと言えるのだ。 さて、手がけた連載もいよいよ大団円へと近づいて行ったその最中に彼はこの死亡遊戯の舞台へと落された。 勿論、自分にそんなことをさせられるだけの心当たりなどなかっただけに、彼は戸惑った。 誰かを殺すだなんてことは真っ平御免だが、もし誰かに襲われでもしたら……? いつ何時、自分の命が危険に晒されてもおかしくない状況に、彼は疑心暗鬼に陥っていたのだ。 「1さーん! 君は僕が絶対に護るよぉぉぉぉぉ!!」 突如として上の階から聞こえてきた大きな声に一瞬たじろぎはしたが、どうやら声の主は外へと向かったようだった。 彼は胸をなでおろし、まずは自分の命を守る為に何か役に立つ物はないか、そう考えて荷物を漁り始めたのだった。 「……なんだ、これ?」 デイバッグに手を突っ込んで、彼が最初に触れたのは何やら大きな金属質の物体だった。 取り出してみると、それはドーナツ状の物体に、水晶のような形をした金属が付いている。数えてみると全部で18個。 彼は付属の説明書を手に取った。 「なになに……? ガーレ、だって?」 読み進めてみると、そこには神の叡智だのという胡散臭い言葉も並べられてはいたが、相当に強力なものであるらしいことは分かった。 銃なら、一度弾を撃ってしまえばそれまでだが、このガーレという武器は発射した弾がブーメランのように戻ってくるというのだ。 しかも、その軌道は使い手の意のままに操ることが出来るというのだから、彼は驚くばかりだった。 「なんなんだいったい……ここはファンタジーの世界か何かか?」 漫画家とはいえ、彼が手がけてきたのとは毛色の違うものが手の内にあるだけに、依然として戸惑いは深まるばかりだ。 とはいえ、使い方を間違えなければ強力な武器であるのは間違いないと彼は確信した。 懐に収められるほどの大きさでないのが彼にとっては不満だったのだが。 「出来れば、他にも何かがあってほしいんだけどな……」 そう思った彼だったが、その期待は儚くも崩れ去る。 PDAや、ランタン、水に食料という、恐らくは全員に行き渡っているであろうものを除けばただ一つ。 「靴墨……かよ」 ため息をつきながらも、男は一応説明書に目を通す。 顔に塗りたくれば暗闇に紛れて多少は目立たなくなるようだが、とてもじゃないが臭いがキツくて耐えられそうになかった。 「ま、もう片方がまともなだけよしとするかな……」 そう自分に言い聞かせたものの、彼の不安は拭い去れなかった。 自分にもこれだけ良い武器が与えられたのなら、他の人間にも強力な武器があると考えるのは自然な流れだ。 あるいは銃か? バズーカか? 銘刀の類か? はたまた自分のようにファンタジーな世界の代物か? 考えれば考えるほど、彼は気が重くなるのだった。 「冗談じゃない、これでホイホイさっきの誰かみたいに飛び出して行って、それで殺られちゃったらどうしようもないだろ……」 結局、彼はその結論に達し、廃ホテル地下の朽ちたワインセラーでの籠城を決め込んだのだ。 誰かが来れば、いつでもガーレを手に抵抗できるように準備は怠らずに。 彼は知る由も無かった。 同じように籠城を決め込んだ参加者が、よりにもよって同じ建物にいることなど。 ……それから数時間。 手持無沙汰になった彼は、奇しくも上階の男と同じようにPDAを弄ってみることにしたのだった。 そして、手元の忍法帖に記された自らの名前に憤慨しそうになっていたのだ。 若気の至りと言ってしまえばそれまでかもしれない。 だが、この名前は彼にとっては苦い記憶しか残っていないものなのだ。 彼を怒らせたのは、それが彼のいわば黒歴史を掘り起こしたから、ということだけではなかった。 打ち切りの憂き目に遭い、立ち直るきっかけを探していたその頃のことだ。 人づてに彼は自分のことがネット上で話題になっていると聞いたのだった。 (なんだ、世間には分かってくれる人がいるのか……?) などという淡い期待は呆気なく打ち砕かれた。 話題になっていたのは、彼が精魂込めて送り出した作品ではなく、毎週発売される雑誌の巻末に寄せたコメントであった。 しかも、その反応のほとんどは好意的なものではなく、自らを茶化したものである。 ただでさえ打ち切りで傷ついた彼のプライドは、さらにズタズタに引き裂かれたのだった。 「ふ、ふざけやがって……! 無理やり人殺しさせるだけじゃなくて、人の嫌な思い出まで引っ張り出してきやがって……!」 忍法帖に燦然と記された自らを表すその名前――"キユ"という過去の名前に彼の怒りと不信は大きくなるばかりであった。 「チクショウ……絶対に死んでたまるかよ……! 殺られる前にこっちから殺ってやる……!」 主催者が登録した自らの名前によって、キユは最早他人を信じることが出来ないほどに冷静さを欠いていた。 わざわざ飛び出していく気は無いが、自分に近づくものは徹底的に拒むつもりでいた。 グッと、傍らに置いたガーレを握りしめる。 その時だった。 微かではあるが、何かが話す声がキユの耳に入ってきた。 「……! 誰か……来るのか!?」 キユは耳をそばだててみる。 「探検♪ 探検♪」 「ゆっくり探そうね!」 「だから……少しは静かにしろっつーの……」 どうやら3人組であるらしいことが分かった。 もし、無口な奴が混じっていればそれ以上か、とキユは思う。 (どこの誰だか知らないけどな……こっちに近づいてくるんじゃねえぞ……) ワインの棚を背に、キユがガーレを構える。 そしてジッと息を潜めて、何者かの来襲に備えた。 ネット上に潜む悪意に触れてきた2人の参加者が肉薄する。 果たして、彼らは望まぬ出会いを果たしてしまうのか…… それとも、この場は平和に収まるのか…… 不気味なほどに輝きを放つ月は、答えを知っているのだろうか。 【A-6・廃ホテル内/1日目・黎明】 【タケシ@ニュー速VIP】 [状態] 健康、不安 [装備] イングラムM10(32/32)@現実 [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、麦茶(残り3/4)@ニュー速VIP [思考・状況] 基本:殺し合う気は無い。死にたくもない 1:気分転換に廃ホテルを探索する 2:死にたくはないが、どうすりゃいいんだろうな…… 3:カーチャン……べ、別に心配なんか…… ※2chに関する記憶があるようですが、あまりはっきりしていないようです 【ゆっくりしていってね!!@AA】 [状態] 健康、ゆっくり [装備] なし [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、不明支給品×0~2 [思考・状況] 共通:ゆっくりしていってね!!! 1:ゆっくり探検するよ!!! 2:内心、虐待画像を目の当たりにして気分が落ち込んでいる ※ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙、2体で1人扱いのようです ※片方が死亡したらどうなるかは、後続の書き手さんにお任せします 【A-6・廃ホテル内地下ワインセラー/1日目・黎明】 【キユ@週刊少年漫画】 [状態] 健康、人間不信 [装備] ガーレ@エルシャダイ [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、靴墨@現実 [思考・状況] 基本:殺し合いに乗る気は無いが、誰も信じられない 1:近づく奴には全力で抵抗する ※タケシのPDAが2chの閲覧で酷使されました 電池の残量(どれくらいまで使えるか)は他の書き手の方にお任せします ※PDAに内蔵された2chの専ブラでは、URLの先にある画像をサムネイルで見ることだけは出来ます リンク先にジャンプは出来ません <支給品紹介> 【ガーレ@エルシャダイ】 エルシャダイに登場する武器の1つ。 ドーナツ状の制御装置には使い手の脳波を探知する宝石のようなものが付いている。 使用の際は自動的に背中に装着され、背負うような格好で使うことになる。 これを中心に18発の弾を自由自在に発射し、発射した弾はブーメランのように帰ってくる。 遠距離からの攻撃に特化しているばかりでなく、所持者の機動力までも向上させるという性能。 エルシャダイの主人公・イーノックは3発1組の6セットで使用していた。 18発全てを自分の前面に展開して盾として使用することも可能。 斬撃や突進を主にするアーチという武器には相性がいいが、高い防御力を誇るベイルという武器には火力が足りず苦戦する。 上述した2つの武器に比べると、見た目は華麗だが少々癖のある武器という位置づけ。 【靴墨@現実】 田代まさしが所属していたドゥーワップ(音楽のジャンルの1つ)グループ、ラッツ&スターの外見は黒く塗りたくったその顔であった。 これは、ステージ上でより目立つために田代が見ていた映画に登場した黒塗りパンチパーマの詐欺師からヒントを得た。 レコードデビューしてからはブラックミュージックのイメージとも合ったことから大評判となる。 ……が、実際には靴墨は使っておらず、デビュー直後は白髪染めで、それ以後は黒色のファンデーションの厚塗りを行っていたという。 靴墨を塗っているという噂が立ち、ラッツ&スターのファンはこぞって靴墨を塗っていたこともあり、自分たちも使っていると答えたとか。 なお、顔を黒塗りしているのは田代を含むメインボーカルの4人だけ。 クワマンこと桑野信義は黒塗りをしていなかったが、彼が白人であるという設定があったというこぼれ話も。 No.36:ちはやぶる たらちねの 時系列順 No.38:Bump of Belgianeso No.36:ちはやぶる たらちねの 投下順 No.38:Bump of Belgianeso キユ No.62:見えない敵と戦う漫画家 No.13 殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!! タケシ No.62:見えない敵と戦う漫画家 No.13 殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!! ゆっくりしていってね!! No.62:見えない敵と戦う漫画家
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剣恒光 ◆yl213OWCWU バーナー保守員● ◆UpHosyuUiU 赤鯱 ◆6oeP8Jc2Ug ドラダイです。(0_0) ◆S3B0VJBnfw 楠 ◆KUSU555myc デビルカッター◆4n3HsgIhkE まろやか軍曹◆gx4yPVAf7c 黒猫 ピーター・コヨーテ ◆X.FSkS8Q7A 乙 ◆8Imx63nZRI 市 ◆CRdmCEc.aI 温牛乳 素浪人 パンツ ◆7vYOZotTDo バフヘッド ◆YQHPSCjCu. 不燃物 ストライカー ◆qdR5na.An6 東風麿 ものずき 空豆
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fate of the blood ◆m8iVFhkTec いわっちが2階へと降りた時、1階ロビーが騒がしい事に気がついた。 彼はそこから見下ろしたところ、驚愕の光景が広がっていた。 異様に頭のデカいスパゲッティヘアーの女性が、熊と一人で戦っていたのだ。 「ふざけるな! ふざけるなぁあああああああ!! 意味不明な事ばかり起きやがってよォ~~~~!! この熊ヤローがァ!! こんなとこでおまえに食われて終わってたまるかよクソッタレが―――ッ!!!!」 何故かわからないが、物凄い形相でキレているようだ。 いや、キレているというよりも自暴自棄のそれに近いかも知れない。 普通なら熊に出くわしたら逃げるだろう。いや、闇雲に逃げるのは得策ではないけれども。 エルメェスは不運にもテレビ局に入って早々、クマーと鉢合わせした。 彼女は知っていた。熊は時速40Kmで走る、つまりはダッシュで逃げれるような相手ではないと。 死んだふりも効かない。木に登るのも無意味。つまり、目があった時点でほとんどの場合詰んでいると。 死ぬのか。またここで理不尽に殺されるのか。 絶望した彼女はやけくそになった。どうせ死ぬなら、その怒りをぶつけてやらねば気が済まない。 じわじわと迫り来るクマーに対し、むしろ懐に突っ込んで殴りつけてやった。 「これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! これも! 全部理不尽への八つ当たりだァアアアアアアアアア!!!」 凄惨な運命に対する怒りが、悲しみが、憎しみが、熊の腹に拳となって叩き込まれる。 人は追い込まれると感覚が冴え渡るのだろうか。クマーの振り払う腕を見事かわしてのけ、股に思いきり膝をぶつけてやる。 怯むクマーに対し、エルメェスの猛攻は止まらない。 『キッス!!』 手のひらを広げ、クマーを叩くと同時にシールを貼り付けた。 ∩__ _∩ | ノ | | ヽ / ● | | ● | | ( _| |●_) ミ 彡、 | | || 、`\ / __ ヽ| |ノ /´ ) (___) | | / (_/ |□ | | / ペタッ | /\| | \ | / ) ) ∪ ( \ \_) !? !? ∩___∩三 ー_ ∩___∩ |ノ 三-二 ー二三 ノ ヽ / (゚) (゚)三二-  ̄ - 三 (゚) (゚) | | ( _●_) ミ三二 - ー二三 ( _●_) ミ 彡、 |∪| 、` ̄ ̄三- 三 彡、 |∪| ミ / __ ヽノ Y ̄) 三 三 (/' ヽノ_ | (___) ∩___∩_ノ ヽ/ (___) クマーの肉体が二つに分裂ッ!! さらに戸惑うクマーの片方を殴りつける。 もはや押されんばかりの怒涛の攻撃。 そこまで呆然と見守っていたいわっちは我に返り、エルメェスに声をかける。 「やめなさい! 武器の一つも無しに危険です! こっちへ逃げてください!!」 勢いとは裏腹にエルメェスの徒手空拳は、ダメージとしては皆無に近かった。 クマーとの体格差の時点で既に人間の腕力では絶望的、それに加えて毛皮と筋肉の鎧を纏っているのだ。 例え格闘家であったとしても、生身の人間に勝ち目があるとは考えられない。 「武器ィ? 武器ってのは……」 エルメェスは低い声でそう呟き――。 クマーに張り付けたシールに触れ――。 「これの事かぁあああああああ!!!」 ――思いきり剥がすッ!! ムチを打ち付けるような衝撃音!! 二つのクマーの肉体が結合する! そしてその結合は同時に、破壊を伴う……ッ!! 「グマアアアァァァァァッ!!」 胸部の皮膚が裂け、鮮血がはじけ飛んだ。 「ハァ…ハァ………って人ッ! 人いるじゃねーか!! な、なぁアンタ、一体ここは……」 「まだ! まだ死んでない!」 「ハッ!?」 シールによる一撃も、ほんの一瞬だけ怯ませただけに過ぎない。 飛びかかるクマーに、エルメェスは押し倒される。 クマーはエルメェスの首めがけて口を開き、その肉を噛み千切ろうとする。 いわっちは咄嗟にリュックの中から『http //www.hellowork.go.jp/』を取り出し、クマーへと投げつける。 ベキッ、と音を立ててクマーの頭に直撃! うめき声を上げながら頭を押さえて怯む、その隙にエルメェスは抜け出した。 「クソッ……これじゃあすぐには倒せねぇのか……ッ!」 「その熊を地下駐車場へ誘導してください! 今援軍を呼んできますから!」 エルメェスの無事を確認したいわっちはそう言うと、急いで階段を駆け上がっていった。 「おい、行っちまいやがったよ……ホントに来るのかよ援軍なんてよぉ!?」 さっきメガネのおっさんが助けてくれなければ、自分はそこでやられてたに違いない。 しかし、彼が言う『援軍』なんて本当に来るのだろうか。 「クマアアアァァァァァァァッッッッ!!!」 ……あぁ、もう考えている時間は無い……! 「チッ…ちゃんと連れてこいよ!」 エルメェスはすぐさま地下へと階段を降りた。 ◆ 「クッ……流石に疲れが……」 前半で死力を尽くしたエルメェスの体力に限界が訪れる。 熊の一撃をかいくぐって、シールを貼り付けて剥がす、そこまで出来る体力は無い。 そうして、彼女は柱を盾にぐるぐると逃げ回っていた。 「い、いつまでこれをやってればいいんだ……」 援軍を呼んでくる、という言葉はやはり当てにならないものであったのか。 ……そうだ、もし助けてくれるのであれば上に逃げて合流するという手段があるじゃないか。 それなのにあえて地下へ移動させたのはどういうことだ? まさか自分がこの建物から脱出するために、アタシを犠牲にするつもりだったのかもしれない。 「ああそうかよ、やっぱこうなるのかよ、ふっざけんなクソ野郎ォ―――ッ!」 エルメェスがそう叫んた時に、エレベーターの扉が開いた。 そこにいたのは天高くそびえ立つ銀髪の男、そして黒縁メガネの髭親父。 足を負傷したポルナレフは階段を使えず、結果田代に肩を貸しながらエレベーターまで移動する必要があったのだ。 到着した二人は、まずエルメェスの顔のデカさに驚く。 「お、思ったよりでけぇじゃねえか。ヘディング上手そうだな」 「何かの呪いでも掛けられてるのでは無いか? 顔を縮めれば南米の美女だぞ。肉体が残念だが」 「やっと来たのか……! って、てめーら言いたい放題言ってんじゃねぇぇぇ――!!」 「このやろー……助太刀しに来たおれらになんてこと言いやがる!」 ポルナレフはそう言いながら、シルバーチャリオッツを呼び出す。 田代もいち早く地を蹴り、クマーへと飛ぶッ! 「血管針攻撃!!」 切り落とされた右腕、その先から無数の血管がクマー目掛けて伸びる。 その針のように鋭い先端が、クマーの肉体へと突き刺さるッ!! 「WRYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」 獣の血液の吸収ッ……! パワーが湧き上がり、スタミナが向上するのを感じる。 クマーの怪力によって血管針は引き裂かれ、周囲に血が飛び散った。 怒りを露わにしたクマーは田代へと突進していく。 『チャリオッツッ!!』 ヒュンッ……と音を立ててレイピアは風を切り裂く。 その鍛え抜かれたスタンドの技術、高速の乱れ突きがクマーの肉体を次々に穴を穿つッ! クマーは突進を止め、思いきり腕を振り払い、怪物のような一撃が甲胄の騎士へと放つ。 「甲胄を外すッ!!」 刹那―――シルバーチャリオッツの鎧が四散、その重量から解き放たれる。 それはもはや羽の如く軽やかな動作で、その腕を回避してみせたッ! 「目に焼き付けるがいい、人間には決して超えれぬ壁をッ、吸血鬼の優れた力を―――ッ!!」 田代まさしの両腕、両足に切れ込みが入る。 人差し指と中指の間から、肩口に至るまで2つに割れる。 『奥義・細き八本足(ミニにタコ)ッ!!』 四肢が全て枝分かれすることにより、両腕、両足の手数を100%上昇させる技。 右腕が切り落とされた田代は、この能力により従来と同じ二つの道具を持つことが可能となる! 彼の手に握られるのはポルナレフの支給品『トールの剛弓』、いわっちの支給品『モデルガン』。 "片腕"に二つの武器をそれぞれ握り…… それを思いきり叩きつけるッ―――!! 「WRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRYYYYYYYYYY――――!!!!」 「クマァッ……!」 四本の足による踏み込みは、その一撃の重さをより強固なものとする……! 矢が無ければ意味をなさないはずの弓も、吸血鬼の力をもってすれば立派な鈍器へと変わるのだ。 クマーの鍛え抜かれた拳が振るわれ、田代へと叩きつけられようとする。 だが、インパクトの瞬間、クマーの視界がブレるッ! 「HEY!! シールにはこんな使い方もあるんだぜェェェェ!!」 シールを貼り付けられた事によって、クマーの肉体は左右に分裂ッ! 田代へと振り下ろした拳の位置は大幅にずれ、虚しく空を切った。 そして一瞬の混乱と、状況把握のための隙が、チャリオッツによる攻撃を許した。 繰り出されるレイピアの刃、その速度は甲胄を纏っている時とは比にならない速度。 突きの威力はスピードと比例する。故にその殺傷力も上昇するッ!! ここで攻撃はまだ止まない。エルメェスの手により、シールが剥がされる。 ―――肉体の結合 その瞬間に生じる 肉体の破損 地下空間に、血の雨が降り注いだ。 「グッ……マアアァァァァアアアァァァッ!!!」 咆哮が地下駐車場に響き渡り、続いて巨体が地面に崩れ落ちる音。 ボロボロの皮膚から溢れ出す血液が、黒いアスファルトを赤く塗りつぶす。 力の権化が、野生の災害が、今ここに倒れ伏したのだ……! ◆ 「……や、やったのか……ついに、倒したんだな……!」 「あぁ、そうだ。勝ったんだぜ俺たちはよ…!」 「アハハハハハッ…………勝利ィ――――ッッ!!!!!!」 ぐちゃり 「は…………?」 【エルメェス@エルメェス菌 死亡】 熊の討伐から、10秒にも満たない時間。 エルメェスの巨大な頭部が、後ろからトマトのように潰された。 何が起きたか理解する暇は無い。それよりも早く、彼女の脳みそは形を失ったのだから。 力を失った"物体"は、そのままゴトリと床に倒れこむ。 「お、おい………………あ、あんた………」 彼はエルメェスの名を知らない。 死んだその瞬間にも、名前を呼んでやることは出来ない。 呆然と、その悲しみを感じ、そしてすぐさまエルメェスを殺した者への怒りに変わる。 「田代……てめぇ…………!」 「あぁ、若い女の血だ……いい、いいぞ。素晴らしい! 酒なんかよりもよっぽど美味だ! 力が溢れるようだ、気分が上昇していく!」 田代はエルメェスの首筋から、一気に血液を吸い上げる。 その心躍るような、目の回るような、魅惑の味に口角をつり上げた。 人間ではない、歪な笑みはまさに怪物のそれである。 「ククク、最初に言った通り、私は本能に忠実なのだよ! 私はずっと"若い女の血"を飲みたいと考えていたのだ! そして何より、あの熊がいなければもはやここは私の城だ。さて、第二回戦と洒落こもうか、ポルナレフ君?」 「絶対に、絶対に許さねぇ! やはりてめーは信用出来ねぇと思ってたんだ! いわっちさんの好意を裏切りやがって!!」 「何とでも言うがいい! ここには日光は差し込まぬ! そしてチャリオッツの戦法は既に見切らせてもらった! もはやお前など、私の敵ではない……私の昼食になるがいい、ハハハハハハハハハハh……」 田代の笑い声が止まる。 己の肉体の異常を感じ取った。 それはまるで、体の奥底を何かに侵食されたような……。 ¶ 「な、なんだこれは!?」 ¶ ¶ 真っ先に田代の右腕の断面から、エルメェスの髪の毛を構成していた『エルメェス菌』が顔を出した。 彼女の血液を体内に摂取したが故に、彼もまた感染してしまったのである。 ¶¶ ¶¶¶¶¶¶ ¶¶ 「な………なんだ……? こいつ、何が起きている……?」¶¶ 「クソォォォォ!! どういう事だ!? まさか、罠だったというのか……!? バカなッ! 何故、この私が……この私がこのような不可解な目にィィィイイイWRYYYYYYYY―――――ッ!!! 」 次々と体中から¶¶¶¶¶を強引にむしり取る。 しかし、その数は一向に減る様子が無い。 ポルナレフも、田代もそれに目を取られている時に、予測していなかった事が起きた。 「クマアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!」 "あくま"はまだ死んじゃいない。 眠りから目が覚めたならば、バーサーカーは暴れだす。 雄叫びと共に、その強靭な腕が田代の首を軽く撥ね飛ばした。 バレーボールのように生首が飛び、コンクリートの地面に強く叩きつけられる。 田代の顔の半分が潰れ、見るも無残なものへと変わる。 「くそッ……情けねぇ、哀れ過ぎる最後だな……。これが人間をやめた者の末路……か……」 血で赤く染まる視界いっぱいに、無数の牙が並んだ口の中が映った。 ……その時、田代の脳内には、多くの観客に囲まれて舞台に立つ若き自分の姿が写っていた。 眼鏡の奥の俺の瞳は輝いていて、それを見る観客たちの目もキラキラとしていた。 (―――あぁ違う、たくさんの人たちを裏切った者の末路か……) 俺の目は今や濁りきって、俺を見る目も冷たくなっていた。 盗撮、そして覚せい剤、彼はいくつもの誘惑に負けて、人々を幻滅させた。 さらにたった今自分は、吸血衝動に負けた。これはその報い。 「……こんなはずじゃ、なかった……のになぁ……」 クマーの口は閉じられ、吸血鬼の頭蓋骨はペチャンコに砕かれた。 【田代まさし@ニュー速VIP 死亡】 【残り46人】 びちゃびちゃっと滴り落ちる血や体液、骨を砕きながら肉と脳を貪る。 唾液が滴り落ち、顔を覆う体毛を醜く濡らす。 なんて残酷な光景だろうか。しかし、これが自然の摂理。 ポルナレフはその様子を見て、底知れぬ恐怖を感じた。 階段を駆け下りる音。 只ならぬ異変を聞き付け、1階で待機していたいわっちが顔を出す。 「いったいこれは……!? ポルナレフさん、田代さんとあの女性は……」 「死んじまった……クソッ、もうどうすりゃアイツを殺せるんだ……?」 「に、逃げましょう……!」 いわっちは足を負傷しているポルナレフに肩を貸し、逃げようとする。 しかし、その移動速度はあまりにも遅く、クマーはすぐに追いついてきた。 獣の吐息はすぐ後ろまで迫る、エレベーターに逃げ込む事も出来ない。 そしてその鋭い爪で、無慈悲に二人を引き裂く……。 エイチティーティーピーレーザー!! ∧∧ (,,゚ー゚)// ~(__つhttps //llllllll.llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll \ 階段にいるしぃが青い光線を放ち、それはクマーの目に直撃した。 「クマアァッ!?」 クマーは予期せぬ痛みを受けたこと、そして視界を奪われたことに戸惑う。 あの猫が何かしたせいで左側が何も見えなくなった、それはクマーに恐怖を抱かせる。 猫と反対を向き、駐車場の出口へと一目散に走っていく。 外へと逃げようとするクマー。 だが、いわっちたちにはそれを止める術はなく、ただ見ていることしか出来なかった。 ◆ 2階からクマーの頭にぶつけた『https //www.hellowork.go.jp/』は見事に割れてしまった。 いわっちが地下へ向かう時、上で待っているように言われたしぃはその文字列『https //』を見て、閃いたのである。 かつて自分の仲間が、これを使って行っていた技、『httpレーザー』を。 「……結局、二人も味方を殺してしまい、熊にも逃げられてしまいましたね……」 「いわっちサン……」 「あぁ……情けない限りです……。何故私は当初の計画通り3階へあの女性を呼ばなかったのでしょう。 上に昇らせたら追いつかれてしまうと思い、地下へ向かわせた結果、こんなことになるなんて」 駐車場は大量の血液がぶちまけられ、人間の亡骸が二つ横たわる。 人喰い熊は結局街の中へと放たれた。なんて最悪の結末だろうか。 「……いわっちサンよ、味方だったのは一人だけだぜ? あの吸血鬼は結局裏切ったんだ。 それにあの熊に逃げられたのはおれたちの力不足だ。あんたがそこまで責任を感じる必要は無いさ」 「ポルナレフさん……」 「さぁ、どうする? 熊がいなくなってテレビ局に平穏が取り戻されたんだ。 ここからがあんたの仕事の本領だろ。さぁ、言ってくれよ。これからどうすればいいかを」 どれほど心苦しい思いをしても、ここで足を止めてはいけない。 今、この瞬間にも誰かが殺されているのかもしれないのだから。 いわっちはそれを理解している。 沈み込みたい気持ちを抑え、彼は彼の頭の中の戦略を話す。 「……E-3エリアに市役所があります。そこで街全体に町内放送をかけるのです。 『今から2時間後、テレビを見るように』、と」 「なるほど……って、それだったら町内放送で交渉をすればいいんじゃないのか? 街中に声を流せば、流石のひろゆきにも聞こえると思うんだが」 「それではいけないのです。あなたは誰とも知れぬ声に『殺し合うな』と言われて、信用出来るでしょうか?」 「…………」 「姿を晒すことは大きなリスクを伴います。しかし、声だけ、文字だけではなく、姿を見てもらう事は大切なんです。 私の一挙一動、雰囲気、そういった私の情報をテレビ越しにダイレクトに提供したい……それは私のこだわりでもあります。 参加者たちにもひろゆきにも、私の全身全霊の姿を"直接"お届けすることに意味があるんです」 それが、今この場で指揮を執るいわっちの持論である。 自分の姿を見てもらうことで、誠意を、こだわりを、意志の強さを訴えかけねばいけないのだ。 そうでなければ参加者は振り向くことはないだろう。主催者にも伝わることはないだろう。 リスク無くして、何物も得ることは出来ないと、そう考えている。 そして彼を信じるしぃも、ポルナレフも、その考えに対して意義を唱えることはない。 「し、しかしよ…おれは足が負傷しているぜ。誰が市役所へ向かうんだ?」 「そうですね……やはりここは私が走って……」 「いわっちサン、……ソノ……ワタシが行くヨ」 ずっと静かにしていたしぃが手を挙げた。 その顔は平気そうにしているものの、少しだけ不安げな様子を隠しきれていなかった。 彼女の思いがけぬ発言にいわっちは戸惑う。 「い、いいのでしょうか? 外を単独で行動するのはかなり危険ですよ……?」 「ワタシ、いわっちサンに助けられてばかりデ、まだ何も出来てない……。 だから、少しでも手伝いたいノ。怖いケド、なんとか上手くやるカラ……」 「しぃさん……」 常に殺し合いの中で怯えていわっちに守られていて、出来ることと言えば時々慰めるくらいだった。 そんな臆病なしぃが恐怖を押し殺し、手伝いたいという想い、それを無下にするのは憚られた。 いわっちはしぃに片方のトランシーバーを手渡す。 「それで私といつでも通信が出来ます。いざという時はそれで私にいつでも知らせてください。 熊もまだ近くにいるかもしれません。なるべく隠れながら、襲われないようにしながら向かってください。いいですか?」 「ウン」 「しぃ、あんたのその勇気、尊敬に値する。 ……あぁ、俺も足さえやられてなければ、あんたをこんな危険な目には合わせねぇのに……」 「イイノ。それじゃあ、行ってクル」 しぃはそう言って朝の柔らかな日差しが溢れる、戦場へと向かっていった。 その様子を見送るいわっちの顔は、しぃ以上に不安そうな顔をしていた。 「私たちも行動します。我々がすべき事は報道フロアで機材の調整です。 いつでも放送出来るように準備をしましょう」 「あぁ、了解した」 と、その時、エレベーターに向かおうとした彼らの耳に、第三者の声が聞こえた。 「う、う~ん……な、なんやもう……」 潰されたエルメェスの頭の残骸の中には、やきうのお兄ちゃんの顔がそっくりそのまま残っていた。 ¶¶¶は死滅していき、エルメェスの頭部は造形を失い、黒い液体と残りカスへと化していく。 「何故先ほどの息子さんがここに……」 「…よくわからんが、とりあえず、こいつも上に運ばなくては…。 ていうか、この化物がさっきの女に化けてたって考えで合ってるのか……?」 「さぁ……彼はそんな力があったんですかねぇ……。 それより彼を上に運べるのって、私しかいないようなのですが」 「あぁ、すまん。おれに肩を貸しながらこいつを背負うのは重労働だよな…置いていくか…。化物だし…」 「いえ、一応知り合いですしね……連れて行きますよ……」 複雑な気持ちが二人の心の中を交差したという。 【やきうのお兄ちゃん@なんでも実況J 復帰】 【E-2 テレビ局・地下駐車場/1日目・午前】 【いわっち@ゲームハード】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、モデルガン@サバゲ、救急箱@現実、不明支給品(0~1・本人確認済み)、田代まさしのデイパック [思考・状況] 基本 殺し合いをやめさせる 1 準備を整えて2時間後にテレビから"直接"停戦の意思を主張する 2 情報や人を集めたい。"異世界"の事も調べたい…… 3 しぃが心配 ※田代のデイパックには、基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、石仮面@ジョジョの奇妙な冒険、が入っています 【ポルナレフ@AA】 [状態]:疲労(大)、首元に血を吸われた跡、肋骨を打撲、足を重傷(骨折&噛みちぎられた肉・治療済み) [装備]:なし [道具]:基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品(0~2・打撃武器は無し)、トールの剛弓@斬撃のレギンレイヴ [思考・状況] 1 いわっちに協力する 2 承太郎たちがいれば合流を目指す 【やきうのお兄ちゃん@なんJ】 [状態]:健康、気絶 [装備]: [道具]: [思考・状況] 基本:生き残る 1 …… 2 もうマッマに会う気はない。次に出会ったら…… ※H K USP@現実(6/16)、基本支給品一式×3、PDA(忍法帖【Lv=03】)、PSP@現実、木製のバット@現実、釘バット@現実、 ひかりのこな@ポケットモンスター、台風コロッケ(残り11個)@現実、不明支給品×1~3(確認済み) エルメェス化して混乱していたため、これらの支給品をデイパックごと置き忘れました。 【E-2 テレビ局周辺/1日目・午前】 【しぃ@AA】 [状態] 健康 [装備] httpレーザー@AA [道具] 基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、トランシーバー@現実 [思考・状況] 基本 皆死んじゃうのはイヤ 1 E-3にある市役所の町内放送で、テレビを見るように呼びかける 2 ギコ君、大丈夫カナ……? 3 カイブツ(ネメア)がコワイ……できればもう遭いたくない 【クマー@AA】 [状態] 右腕骨折、全身にダメージ(極大)、左目失明 [装備] 鍛えぬかれた肉体 [道具] 無し [思考・状況] 基本 野生の本能に従うクマー 1 ク 2 マ 3 | 4 ! ※重傷を負ったので体を休めます。 《支給品紹介》 【トランシーバー@現実】 携帯用無線通話機。旧式仕様。通信可能な二つセット。 ボタンを押して音声送信、離して音声受信。 【https //www.hellowork.go.jp/@AA】 働かない息子の前に叩きつける。 \ ⊂[J( 'ー`)し \/ (⌒マ´ (⌒ヽrヘJつ 野球見てないで働けよ! > _)、 し' \_) ヽヾ\ 丶_n.__ https //www.hellowork.go.jp/  ̄ (⌒ ⌒Y⌒ 【トールの剛弓@斬撃のレギンレイヴ】 トールの力を宿す剛弓。引き絞るのに相当な力が必要だが、その破壊力は絶大! 7秒で引き絞れるのは神々だけです。 【httpレーザー@AA】 2chの掲示板にて、http //~と入力するとリンクになり、文字色が青色になる。 その現象を利用した青色の光線発射装置がこちら。 ハローワークのアドレスが折れたことにより入手した。 No.88 ひと時のマターリ 時系列順 No.90 神は死んだ/俺が殺した No.88 ひと時のマターリ 投下順 No.90 神は死んだ/俺が殺した No.85 茶鬼 いわっち No.:[[]] No.85 茶鬼 しぃ No.:[[]] No.85 茶鬼 クマー No.101:悲しみの弔鐘はもう―― No.85 茶鬼 田代まさし 死亡 No.71 知らない方が幸せだった ポルナレフ No. [[]] No.75 アクシデントは突然に やきうのお兄ちゃん No. [[]]
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やる夫・・・8 00 オープニング 02 バトロワでも寺生まれはスゴイ! 32 やる夫のドキドキパニック 41 それでも人ですか? 51 おっぱいなんて、ただの脂肪の塊だろ 70 【悲報】やきう兄ついに出会う 75 アクシデントは突然に 92 答えのない自問自答 やらない夫・・・5 00 オープニング 17 やっぱ母艦かな 34 こんな加賀は嫌だ! ~安価でトランスフォームする~ 59 意思が混ざり合う時、事件は起こる 81 迷える心 カーチャン・・・5 11 ワッフルワッフル 24 この愛を、世界に 51 メンタルヘルス 67 feeling of love 83 ――の前の静けさ タケシ・・・4 13 殺し合い中?でもゆっくりしていってね!!! 37 僕らはいずれ誰かを疑っちまうから 62 見えない敵と戦う漫画家 93 マザー・オブ・ラブでつきぬけろ! 麦茶ばあちゃん・・・3 04 照英がバトルロワイアルに参加させられてる画像ください 31 8→0→1 完成でスーパー戦隊のブルーとピンクタイム 50 心の闇 壁殴り代行・・・3 09 リア充爆発しろ 42 探し物はなんですか~? 59 意思が混ざり合う時、事件は起こる 田代まさし・・・5 19 ありのままに今起こった事を書くぜ…… 44 グンマーの大冒険 VS吸血鬼編 65 人間の証明 ~ A place in the sun~ 85 茶鬼 89 どうしてこうなったfate of the blood 川越達也・・・5 08 川越シェフがバトルロワイアル中に料理をしている画像下さい 25 かなりやばい資料見つけました 48 一つ星シェフ 71 知らない方が幸せだった 94 おしょくじのじかん 照英・・・4 04 照英がバトルロワイアルに参加させられてる画像ください 31 8→0→1 完成でスーパー戦隊のブルーとピンクタイム 50 心の闇 72 戦争を知らない大人たち
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2008/10/01(水) 21 18 26 ID SZD9z2/+ 熱気に包まれた昼間とは違い、静まり返った夜のトーナメント会場には 晶の足音だけが響き渡る。 「……葵、居ないのか?」 声は反響して、静寂を破ると程なくしてリングに少しの明かりが灯った。 闇から現れたのは若い女の人影、華奢な体に黒い髪が靡いている……。 「葵……?」 晶は声を掛けるが、その人物が葵では無いと、すぐに悟ると訝しげな表情をした。 黒のチャイナドレスに包まれた、葵と同じような長い黒髪の女は 薄いピンク色の携帯電話に付いている、ストラップを指に絡めながらクスクスと笑っている。 見慣れた筈の顔は、何か怪しげな妖艶な微笑み、翳りのある表情に 一瞬、その本人かと疑うほどだった。 「パイ?」 よく見るとパイが持っている携帯電話は 葵が『自分でこしらえた』と見せてくれたビーズ細工のストラップが付いていた……。 ―――― 事の始まりは一通のメールだった。 夕食後、晶はホテルの一室でくつろいでいると、携帯に葵からのメールが届いた。 『大切な話があるから、指定したトーナメント会場に来て欲しい』と書かれていた。 主催側から用意された同じホテル、互いの部屋は数度行き来きをしているのにも関わらず こんな夜更けに呼び出される事に不信感を感じたのは事実だった。 出かける際に、一応葵の部屋をノックしたが、不在だった為に晶は指示された通りに来ていた。 しかし今だに葵は現れない。 自分と葵しか知りえない筈の場所と時間に、なぜ彼女がここにいる?そして葵の携帯電話……。 晶は全く理解できずに、ゆっくりと自分に歩み寄るパイを、たた黙って眺めた。 「晩上好。晶。素敵な夜ね。ここじゃ夜空が見えないのが残念だけど。 そうそう婚約したんですって?葵ちゃんと。 だから私、晶にお祝いをしたくて……はい、これプレゼントよ」 パイは後ろに隠していた紙袋を差し出して晶の足元に投げる。 バサッと乾いた音を立てて、無造作に投げられた紙袋から色鮮やかな布が流れ出てきた。 拾い上げると、見憶えのある着物に帯、引き裂かれた肌襦袢……。 ……それの持ち主が誰かは考える迄もなかった。 「これは……どういう事だ!?……葵は、葵はどこに居る!!」 動揺する晶を意に介さないで、パイは相変わらず葵の携帯電話を弄ぶ。 「やだ、そんなに大きな声を出さないで……葵ちゃんは此処よ。ほら、見てあげて……」 パイが晶の目の前に突き出した葵の携帯から、動画が流れる。 若い女が、数人の男に囲まれ腕や足を押さえ付けられ襲われていた。 白い肌に無数の腕や舌が這い回りながら、唇を、乳を、手を、秘部を犯され始める。 泣き叫び、抵抗も空しく男根で口を塞がれ、涙で顔を汚した葵が 無機質な荒い画像に映し出されていた。 携帯電話を差し出しながら、クスクスと笑うパイの細い手首を 晶は千切れそうな位に強く掴みパイを睨み付けた。 手が痺れる程に強く掴まれ、痛みに耐えきれずに落ちた携帯電話が、床に打ちつけられながら転がる。 「……葵はどこだ?」 「離してよ、痕が残るじゃない」 晶はイラついたように、もう片方の手でパイの胸座を掴み、顔を近づけて怒鳴り付ける。 「もう一度訊く。葵は今どこにいる?」 「もういいじゃない、今はもう彼女も悦んでるかも知れないわよ?彼らスゴいから……貴方より」 そう言って笑ったパイの顔が弾かれるように横を向く。 パイの赤い唇の端から同じ色の血が滲んでいた。 「痛いわね……」 俯いたパイが、そう呟いた瞬間に晶の体が宙を舞った。 パイに不意に投げ飛ばされ、晶は体制を整えようとするが間に合わず 体の上から飛びかかるパイの両膝からの追撃を片足に食らう。 「ぐぁ……!」 膝の辺りが枝を折るような不自然な音を立てたと同時に激痛が走った。 それでも何とか立ち上がるが、それと同時に空気を切るような音と共に、パイの回転した蹴りが頭を狙う。 とっさに両腕で頭を守り持ちこたえる、しなやかな細い足からは想像出来ない位の 重い蹴りに腕が痺れ、それが次第に足まで響き晶は眉を顰めた。 今までパイとは何度も手合わせをしている。が今までのそれとは明らかに違っていた。 「……悪いけど私に勝とうなんて思わないでね?貴方、弱いんだから」 パイはそう言い放つと、容赦なく晶の顎を蹴り上げ天井を仰がせた。 晶が身を起こそうとするが、すぐさまパイの両足に首を挟まれる。 「站住(動くな)……次は首を折るわ」 パイの見下ろす視線が本気であると語っていた。 「なぜだ……どうしてこんな事をする?」 「どうして?貴方が私に訊くの?どうしてって?詰らない冗談だわ……ねぇ?」 パイは片足を晶の顎に押し当てたまま、ドサッと晶の上半身に身を後ろに投げだすように座る。 「私が訊くわ。2年前のトーナメントの時に、どうして私を抱いたの?父に敗れて泣いていたから? ……何で、あのまま私を放っておいてくれなかったの? 愛情なんて知らなければ、ずっと父を憎み続ける事が出来た……それが私の生きる価値だったのに」 「……パイ」 「まさか、こんな形で裏切られるなんて思わなかった。騒ぐと、どっちが困るのかも分かっていたのよね? 大女優が格闘家の男に遊ばれ捨てられて、本当に何て滑稽なのかしら。パパラッチが泣いて喜ぶわ」 「違う!……俺は!」 「住嘴(黙れ)」 押し当てた足で晶の顎を締め上げる、パイの後ろに投げ出した腕は、折れた脚を捕えており身動きが出来ない。 「貴方が教えてくれたわよね?私に無償の愛を。一生忘れる事の出来ない甘美な思い出を。 だから今度は私が教えてあげる……貴方に終わりなき無き憎しみを。生涯消える事のない憎悪を」 パイはチャイナドレスの懐から自身の携帯電話を取り出して、晶に見せる。 青白く光る動画に映し出される淫猥な風景。 男たちの荒い呼吸と共に、か細く啜り泣くような甘い声。複数の男に囲まれた葵の表情が悦を迎えていた。 「ライブの映像よ。ねぇ、彼女を見て……こんな顔を見た事あるかしら? 堕ちるなんて本当に簡単……身体は正直だもの」 そう言うと、パイは体を反回転させながら後ろ足で晶の首を捕えると、晶の下腹部に手を伸ばした。 ズボンを引き下ろすと、まだ機能してない男のそれを引きずり出す。 「止めろ!」 パイは晶の制止にも構わず、舌を這わせる。 舌先で何度も裏筋に這わせると亀頭を唇で捕らえ、舌を使いながら吸い上げる。 「うっ…あっ…やめ、ろ」 抵抗をしようとすれば両足が首を締め上げてくる。 片手で柔らかい男の精の源を指先で刺激しながら、唇でゆっくりと吸い上げては、深く咥える。 程なくして、パイの舌の動きに翻弄されたそれが、本来の形を成してくると パイは舌を出して唾液を引かせながら顔を上げ、両腕を折れた足に重心を掛けた。 「うがっ……!」 走る激痛に晶の体が一瞬浮く。 その隙にパイは晶の足の間に潜り込み、片脚を折れた足に巻きつかせた。 痛みの為に少し傾きかけたそれを、愛おしそうにペロッとひと舐めすると チャイナドレスの脇のスナップに手を掛ける。 ドレスは白い肌に巻きつくように腰に落ち、豊満な乳房が解放されたように揺れ出る。 「んっ、んふっ」 唾液で粘着質な音を立てながら、両乳房で男根を挟み込み、口に咥えながら、それを刺激する。 「……う、ぐっ…」 腫れ上がったそれを、容赦なく口で責め立てながら乳房を擦り付ける。 ぬるぬるとした舌や、柔らかい乳房、擦れて硬くなった乳首で責め 晶自身を限界まで昇り詰めさせると、裏筋が張り詰め始める。 「ふふ、すごい大きくなってるわよ?ねぇ、おっぱいも気持ちいい?」 ジュルジュルと音を立てながら、乳房に挟みこみ唇で亀頭を吸う。 「くっ…あ」 快感を振り払おうにも、リズミカルに吸いつく唇と舌が巻きつき強制的に射精を促される。 「んっ、んんっ、はぁっ…ねぇ、ほら…もう出ちゃいそうよ、ここから精子出しちゃうの?ねぇ?」 射精に備え、先端から溢れる粘膜を舌先で窪みを責めるように、ひとしきり舐めまわし 深く口腔内に咥え込むと、舌の動きを早める。 堪え切れず射精に入るその寸前、パイは晶に絡めた脚に力を入れ、折れた足を強く締め上げた。 「ぐあああっ!!ああっ!」 晶が苦しげに体を硬く強張らせる。吐き出す寸前の精は昇り切れず、先端を濡らしただけだった。 痛みに耐える晶を冷たく見下ろしながら、チャイナドレスとショーツを脱ぎ捨てると晶の顔の上に立つ。 「辛いのね。足の痛み?それともイケないから?何度繰り返したら快感が痛みに勝つのかしら?」 「ふ…ざける…な…」 「……ほら、次は頑張ってイカないと、この足、二度と使い物に成らなくなっちゃうわよ?」 晶に跨り両足を広げると指で花弁を開き、結合部分を見せつけるように ズブズブと男のそれを秘部に飲み込み始める。 「……っぐ」 「ああっ、全部入っちゃった…、はんっ、気持ちイイ…晶…貴方もいっぱい気持よくなって」 後ろに片手を置いて爪が食い込むほど足を強く掴んだ。 「ぐ…!…がぁっ!」 晶の口から苦痛の声が上がるのを合図にパイは腰を動かす。 「ああっ、はぁっ、ん、あっ」 腰の動きに踊らされるように、仰け反った上半身で乳房が揺れ動く。 はしたなく跨った両足から秘部が開いており、陰茎が花弁に食い込んでは、出てくる様子が露わにされる。 「はんっ、はんっ、奥に、すごい、ゴリゴリ当たって…あぁっ、あっ、あぁ!」 「ぐっ」 パイの瞳が快感に濡れ、甘美な声が上がり、その度に折れた足に置いたパイの片腕に力が籠もる。 「うあっ…ぐっ!」 「はんっ、はぁんっ、はぁぁんっ…晶……あきらぁ、こっち見てぇ」 もう片方の手にはパイの携帯電話。 画面には同じように男に跨り突き上げられながら 男に差し出された携帯の画面を、虚ろに眺める葵の姿が映し出されていた。 一瞬にして晶の表情が強張った。 「あ、んっ……ダメ、もっといい顔してくれなきゃ、ね」 そう淫美に微笑むと、パイは顎をクイッと上に向ける仕草をする。 会場の2階の暗い客席から、赤いランプがチカチカと光って見える。 そのカメラを持った男がパイ達の動きを捕えていた。 「彼、私の大ファンなんですって、だから協力してくれてるの。素敵なサプライズでしょ?」 晶が何かを言いかけた瞬間に、足に置いた腕に力を入れて動きを封じる。 「うっ、ぐあっ…」 パイは歪む晶の表情を楽しむように、腰を前に迫り出すように動かす。 「凄いわ、今度は衰えないのね……、じゃあイッてみせて。イカないと彼女がどうなるか知らないわよ?」 晶は苦しげに歯を食いしばると、噛みしめた唇から血が滲んでいた。 パイは足から腕を離し、前屈みに両膝を付けるように腰を浮かせると、上に腰を引きぬき、また差し込むように 何度も上下に腰を動かし始める。 激しさを表すように、乳房が音を立てて揺れ動く。 「あっ、ああんっ、奥に凄い当たるのぉ、いいッ!私もイッちゃいそうよ…はぁっ、はぁっん、」 「ぐっ…!どけ……っ!」 「だめぇっ。あんっ、あぁっ、イクッ…はぁん、イッちゃううっ…あっ、ああああっ!」 パイが膝をブルブルと震わせながら腰を深く根本まで落として、擦り付けるように絶頂を迎える。 膣内で深く咥え込まれ、ひくつく膣壁に精液をしごき出される。 「うっ…あ」 痛め付けられた体では成す術もなく、パイの膣内に放った。 「ああっ、精子が…精子が中にいっぱい……、凄い、溶けちゃいそうよ…あぁっ」 パイは虚ろな瞳で自らの乳首を嬲りながら、腰を尚強く送り続けた。 「んっふぁ……っ、ほら全部出して、ね」 最後の一滴が出し終わるまで、暫く腰を強く押し付ける。 「ふぅ……」 ゆっくりと腰を上げると、流れ出ないようにパイは指で押さえた。 それでも大量に吐き出された精は白い太腿を伝って、ポタポタと晶の鍛え上げた腹の上に落ちる。 それを見てパイは満足気な表情を見せると、指に絡みついた精液を舌で舐めとった。 「……さぁ、後は待つだけね。この日の為に体を調整してたから準備は万端よ。 運が良ければ、いや貴方にとっては悪ければかしら? その時は日本のメディアを中心に出て行く予定よ。 ……可愛いベイビーをスキャンダラスに報道してもらいにね」 クスクスと笑いながら汚れた体を気に留める事もなく、服を着る。 「子供が産まれたら、きっと私と同じ生き方を望む筈よ……父親を憎むって生き方をね。 その時までに素晴らしい仕上がりにしておくから楽しみにしていてね。 ……それじゃあ、さようなら。葵ちゃんと、どうぞ『お幸せに』ね」 床に転がる葵の携帯を拾い上げ、仰向けのまま動けず、たたパイを睨みつける晶に 頬笑みながら、白濁まみれで倒れてる葵の画像を目の前に突きつけた後、晶の胸元にそれを置いた。 黒い髪をなびかせながらパイが立ち去った後、晶は胸元に置かれた携帯を握りしめ 足を引きずりながら、ゆっくりと立ち上がる。 ギリッと奥歯を噛みしめて携帯を振り上げると床に向かって、それを叩き落とした。 派手な音を立てながら散らばる破片。 割れた液晶には修羅の顔をした男が映りながら闇に消えた。
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フジテレビ系列 フジテレビ ローカルセールス じもちゃんねる(TNCテレビ西日本) スポンサー情報 2024年4月~24年6月
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答えのない自問自答 ◆i7XcZU0oTM (あいつの事以外で、また考え事が増えたわ。一体、さっきの音と光は何なの?) 辺りを見回しながら、マッマは考える。 息子……やきうのお兄ちゃんを探していた道中、聞こえて来た、あの爆音と、光。 あれは、一体なんなのだろうか? (……あの音のした方向には、必ず誰かがいるはずよね。火の無いところに、煙は立たないし。でも、 あんな、辺りに響き渡るくらいの爆発なんて、よっぽどの事が無い限り起こりはしないでしょうし…… かなり大規模な争いがあったのかしら……) いくら考えた所で、ここからでは爆発のあった地点を見る事は不可能。 何を考えた所で、想像の域を出る事はできないのだ。 (直接、見に行ければ楽だけど……そうも、いかないわよね……) あれほどの爆発を起こせる武器……。強力な爆弾か、ロケットランチャーか。 どちらも普段見かける事など全く無い物だが、この状況では……あっても可笑しくはない。 そう言う物を、こちらに使われでもすれば。 ……最悪、三人まとめて死ぬ可能性も、大いにあり得る。 それだけは、なんとしても避けなければならない。 死んでしまっては、何にもならないのだから。 「いい加減、やる夫もチハの中に入れて欲しいお! 外はどう考えても危険だお!」 車外から、やる夫の声と同時に、チハの車体をコンコンとノックする音が聞こえた。 「男の子でしょ? もう少し頑張りなさいよ。根性無いわね」 「それ、何回言うつもりだお……と言うか、根性の問題じゃないお」 爆発音が聞こえるほんの少し前。 見失った息子を探すために、3人で街中を探索していた時に、例の爆発音が聞こえて来たのだ。 当然、外にいたやる夫は驚きと恐怖で飛び上がり、チハの中に逃げこんだ。 マッマも、念の為にチハの影に隠れ、辺りの様子を伺った。……そうしている事、約5分。 誰かがこちらに来ることもなく、また銃弾なんかが飛んでくることもなかった。 その後、チハの中で震えていたやる夫を外に追い出し、マッマが代わりに乗車したのだ。 ……その時、マッマに対してやる夫はかなりゴネたのだが、その内容は割愛する。 「考え事してるんだから、邪魔しないで。分かった? どうしても分からないなら、体に教えてあげてもいいけど?」 「うぐっ…………せ、せめてあと5分したら、入れてほしいお!」 「仕方無いわね。それまで、頑張って探しなさい」 そう言い終わると、マッマの意識は、再度先程の事へと戻る。 (……) "爆発のあった場所へ行く"と言えば、チハもやる夫も、一応従いはするだろう。 だが……果たして、見に行く必要はあるのだろうか? もし近くに、まだ犯人が潜んでいたのならば、そして、襲われでもすれば。 先程も挙げた通り、下手すれば3人とも死ぬ可能性があるのだ。 それ以外にも、その場に負傷者がいたとしたらどうだろうか? 怪我の程度にもよるが……あの時の男性の様に、何も出来ずに看取るだけになるかもしれない。 そして、この2つの理由以外にも、爆心地に向かうのに二の足を踏む理由が、マッマにはあった。 (…………っ) 無意識に、ぬるぽハンマーを握る手が震える。 例え畜生なマッマとて、所詮は普通の主婦。死のリスクには、当然怯えもするし、恐れもする。 ――――そう。ただの、主婦だ。 だからこそ、よほどの事態でもない限り、思い切った行動を……取りたくても取れない。 その考え事態は、何らおかしい物ではない。 平和に暮らしているのであれば、死を覚悟の上での行動など取る事など、有りはしないのだから。 しかし……。マッマには、"それでも前に進もう"と言う意思がある。 それがあるからこそ、今まで過酷な現実に直面しても、折れずに歩み続けられたのだ。 (……正念場はこれからかもしれないけど、私はまだまだ負ける気なんて無いわ) ~~~~ (……散々すぎて、もう愚痴る気にもなれないお) チハの中で、口に出さずにただただ愚痴るやる夫。 どうして自分がこんな目に遭わなきゃいけないんだ……。 どうして、自分が……。 こんな事を、何度考えただろう。 だけど、どれだけ考えても、答えなんか出やしない。 (あぁ、どうしてこんな事になっちゃったんだお? やる夫はただ、普通に暮らしてただけじゃないかお…… 別に、やる夫じゃなくったって良かったハズだお……) ……そうして、やる夫は一人、心の中へと籠っていく。 それが、何も生みはしない行為だと、心のどこかで思っていながら。 「いないわねぇ……チハももうちょっと良く探してよ」 (一応、ちゃんと探してるよ……) 外から、マッマの声が聞こえる。やる夫と交代で、外に出たのだ。 ……ああ、あの2人のように、自分ももう少ししっかり出来たなら。 そんな思いが、やる夫の中に、どこからともなく湧いてくる。 このままじゃ駄目なんだ。そう頭で考えていても、体がそれに従ってくれない。 思いは言葉にしなければ伝わらないように、"行動"しなければ、何も変わらないのだ。 「ない夫…………ない夫なら、こういう時、どうするお……?」 ボソリ、と誰にも聞こえないように。ここにはいない、友に呼びかけるやる夫。 ……だが、当然答えてくれるはずもない。 小さな声は、虚しく消えるだけだ。 (……どうすりゃいいんだお……) 孤独な問いの答えは、まだ出ない。 【C-3/一日目・朝】 【やる夫@ニュー速VIP】 [状態]:負傷(中程度)、血が付着、テンションsage、擬似賢者モード [装備]:無し [道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0~2(確認済み)、しょうゆ一㍑(1/4消費)@現実 [思考・状況] 基本:性欲喪失。とりあえず今は生き延びる 1:やる夫は、一体どうすりゃいいんだお……? 2:アイツ(やきうのお兄ちゃん)は怖いけど……でもマッマの言う通りにする 3:チハからは離れたくないけど、畜生マッマから離れたい。今のとこ出来そうにないけど 4:やらない夫がちょっと心配。でもやっぱりおにゃのこには会いたい ※擬似賢者モードによりテンションが下がり、冷静になってます。性欲が回復すれば再び暴走するかもしれません。 【畜生マッマ@なんでも実況J】 [状態]:健康 [装備]:ぬるぽハンマー@AA [道具]:基本支給品一式×2、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品0~1(治療に使えそうなものは無いようです)、ハイヒール一足@現実 [思考・状況] 基本:殺し合いを止める 1:あのバカを追いかける。 2:爆発も気になるけれど…… 3:とりあえず、やる夫を戦闘要員兼弾除けにする。グンマーはどうしようか…… 4:やる夫の友達のやらない夫に親近感 【チハ@軍事】 [状態]:損傷無し、燃料残り77%、内部が少し醤油臭い [装備]:一式四十七耗戦車砲(残弾無し)、九七式車載重機関銃(7.7mm口径)×2(0/20) [道具]:基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、ランダム支給品1~3(治療に使えそうなものは無いようです) [思考・状況] 基本:死にたくない 1:マッマの言う通りにする 2:殺し合いに乗った人には会いたくない 3:やきう兄に強い警戒。グンマーは…… ※チハは大戦中に改良が施された、所謂「新砲塔チハ」での参戦です。 ※チハは自分の武器の弾薬が無い事にまだ気づいていません。 No.91 ハルトシュラーのパーフェクト説得教室 時系列順 No.93 マザー・オブ・ラブでつきぬけろ! No.91 ハルトシュラーのパーフェクト説得教室 投下順 No.93 マザー・オブ・ラブでつきぬけろ! No.75:アクシデントは突然に やる夫 No.97:You are next No.75:アクシデントは突然に 畜生マッマ No.75:アクシデントは突然に チハ